ニューヨーク観光で今回大変お世話になったのが「citi bike」。
シティグループがメインスポンサーのシェアサイクルで、
世界的に見てもステーション数、自転車台数はトップレベル。
世界的にも増えつつあるこの仕組みを
今回初めて利用しました。
自転車のステーションが、マンハッタン中(uptownを除いて)至る所にあり、
いつでもどこでも自転車に乗れるのです。
街を見たいからメトロでなく、自転車!
こんなニューヨーク的な風景を眺めながらサイクリングできます。
利用の際には、まずciti bikeのステーションを見つけます。
citi bike用のアプリを携帯電話に予め入れておくと、
ステーションの場所や、自転車の利用状況が端末上でわかってとても便利です!
利用単位は1日か7日。
クレジットカードを使いながら、モニターで手続きを行います。
そして、初期登録が終わるとバイクの一時利用手続きへ。
5桁の番号を与えられ
プリントします。
☆たまにこの紙が出てこないことがあるので、
画面上の5桁の数字を一応暗記してもいいかもしれません。
でも5分後位には数字を再発行できるのでご安心を。
各ドックには1~3の番号を入力するプレートがあり、そこに5桁の番号を入力します。
入力後、プレートの緑のランプがついたら、自転車を引き出します。
☆ドックに赤ランプがついている自転車は使えません。
1回の使用時間は30分、
30分を過ぎると超過料金が発生します。
そのため長時間使用の場合には、一旦最寄のステーションに返却してから、再度番号を発行して、また乗れば超過料金は発生しないという訳です。
そんな、とても便利なciti bike!
でも、困ったこともあったので、ご使用時の注意点を参考までに。
1,ステーションの満車注意!
乗り継ぎを計画していたステーションが満車で返却できないことがあるので、
時間に余裕を持った乗り継ぎがベストです。
乗車時私は携帯電話でタイマーをセット、30分ではなく20分にして乗っていました。
満車のステーションと、空のステーションをならすため
ステーション間の自転車の入れ替えを何度も目撃しましたが
それでもやっぱり事は起きるのです…
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着いた!と思ったらがーん! |
2,ドックにきちんと入庫しましょう!
返却時ドックに入れる際に、緑のランプの点灯と「ピッ」という音を確認してください。
私はこれを忘れてしまったのです。
きちんとドックに入っていなかったバイクは未返却とみなされ、
そしてかなりの超過料金が発生してしまいました。
カスタマーサービスの電話は繋がらず、メールもしましたが、
気付いたら超過料金が発生していて、泣き寝入り…。
3,一方通行の道路が多いので、きちんと確保された自転車レーンがあれば、
そこを走行するのが快適かと思います。
因みにヘルメットは着用すべきかとは思いますが、
観光客の着用率は低かったように見えました。
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と言う訳で、ちょっとした注意点も必要です。
でも旅行は一日中歩き回って、とても疲れるものですし、
歩く時間のロス、景色を楽しめるメリット(ただ走行中には、30分リミットのことが意外に頭を支配しているのも事実)など、自転車好きにとってはバランスがとても良い移動手段だと思います。
もしまた私にニューヨークに行く機会があれば、きっとまたciti bikeを利用すると思います。
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と、観光目線で感想をいろいろ書き連ねましたが
実際に通勤通学で使用しているニューヨーカーをとても多く見ました。
自転車を共有するエコな仕組み、
日本でもこの取り組みが始まっているそうなので、広く普及したらいいなと思います。
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☆モントリオールのシェアサイクルは「bixi」でした。
使い方はciti bikeとまったく同じ!
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